
社会人になる前に留学したいと考えている人は多いのではないでしょうか?
どうせなら、就職活動に有利な材料として留学を考えているかもしれません。そのような場合、どのタイミングで海外留学へ行くのがベストなのでしょうか?
学生のうちに留学するメリット
大学生のうちに海外留学するメリットはたくさんあります。たとえば、
①時間があること
社会人になると、仕事によってはなかなか長期休暇をとれない場合があります。
また、結婚や出産の後では、家族を日本において海外留学へ出掛けることも難しくなります。大学生は、時間を自分だけのために使うことができるので、海外留学をするのなら大学生のうちがおすすめです。
②チャレンジする気持ち
大人になると、チャレンジして失敗したらどうしようとか、いわゆる世間体が気になったりと、新しいことにチャレンジする気持ちが失われていくことがあります。
また、会社や家族のことを考えると、留学に踏み切る勇気がもてないこともあります。大学生のうちは何でもチャレンジしてみようという気持ちがもてているのではないでしょうか?
海外留学をするタイミング~短期留学の場合~
短期留学(1週間から2カ月程度)の期間でしたら、夏季休暇などの長期休暇を利用して留学することができるので、何年生でも可能です。
ただし、早くから就職活動に力を入れたい場合には、3年までの1・2年生のうちに留学しておくとよいでしょう。
就職活動が落ち着いた(内定した)という4年生には、短期留学の他にインターシップやボランティア、ワーキングホリデーなどの活動がおすすめです。
ただし、卒業論文の提出が遅れないようなスケジュールを組んでくださいね。
語学留学のように、授業で英語を学ぶのとはちがい、ボランティアなどの活動を通してコミュニケーション力をつけることができます。
また、学生最後の思い出というだけではなく、意義のある活動をすることが、社会人になっても活かすことができるでしょう。
海外留学をするタイミング~長期留学の場合~
長期間留学する場合には、休学するケースや交換留学などの制度を利用するケースがあります。
海外では新学期のはじまりを9月としている国が多いので、大学留学する場合には学年途中の9月から留学することになるでしょう(オーストラリアなどは1月はじまりです)。
休学して海外留学をする場合には、当然ですが卒業時期が遅れます。
大学の交換留学を利用すると、海外で単位を取得することができるので、卒業時期や就職活動に影響はありません。
早い時期から就職活動に力を入れたいという大学生は、遅くても3年の夏までに帰国するのがよいでしょう。
つまり、1年の9月から、もしくは2年の9月から留学するのがベストといえます。
留学スケジュールについて考慮すべきこと
短期留学やインターシップ・ボランティアなどは、1・2年の夏季休暇など、長期休暇を利用しましょう。
また、長期間留学したい場合は、国によって9月はじまりと1月はじまりがあるので、それに合わせて留学するのが得策です。