
ワーキングホリデーは、アルバイトをしながら海外生活を満喫できる手段として人気があります。
ずっとこのまま海外に居たいと思う人も多いのですが、もともと特例的なワーキングホリデーには、滞在期間に限度があります。
ワーキングホリデー制度とは
ワーキングホリデー制度とは、日本と海外の21か国・地域において決めた取組に基づき、双方の国や地域の特性や文化、生活を理解してもらうために、滞在にかかる費用を補てんできるように、渡航先で働くことを認めるという制度です。
コミュニケーション力をつけたいという人、現地で生活してみたいという人、語学を学ぶだけというよりも、小旅行やアクティビティを楽しみたいという人、費用を節約したいという人に、ワーキングホリデーは利用されており、今では年間に1万人が海外へワーキングホリデーで渡航しています。
現地では毎日何時間でも働いていいの?
基本的には何時間働いても大丈夫ですが、オーストラリアでは、同じ雇用主のもとでは6か月以上働くことができないなどの制限があります。
働くことができる業種としては、レストランやお土産店、農作業など、高い英語スキルがなくても働きやすい職種も多くあります。
特にレストランでは日本食のレストランの求人があり、お土産店でも日本語も英語もできるスタッフが重宝されているようです。
参考記事
・ワーキングホリデーに低予算で海外へ行ける方法とは?
・ワーキングホリデーに役立つ持ち物とは何がある?
ワーキングホリデー中の語学留学もOK
ワーキングホリデー中でも、語学学校へ通学することができます。
通える期間は、オーストラリアでは4か月、カナダやニュージーランドでは6か月と、渡航先の国によって異なります。
ワーキングホリデーで渡航した人にとって、期間中に語学が学べるのならまさに一石二鳥というものです。日常に使われている言語と正しい言語を学ぶことができるのですから、本当におススメです。
ワーキングホリデーに期間は決まっているの?
ワーキングホリデーには、最長1年間と期間が決まっています。通常の就労ビザでは申請も難しいので、可能なら最大限に活用すべきです。
基本的には、語学学校へ6か月(もしくは3か月)申込み、残りの期間をアルバイトで働くという人が多くいます。
反対に、5か月未満ぐらいの短期間では、仕事を見つけづらいといいます。
雇うお店の方も仕事を教えてやっと覚えてくれたぐらいで帰国されてしまうとワーキングホリデーを利用して海外を訪れる人は、帰るときには大抵「帰りたくない」「もっと滞在したい」と言います。1年間ではちょうど面白くなってきた位なのではないでしょうか。
ワーキングホリデーの滞在期間
ワーキングホリデーは1年以内であれば、自由に渡航期間を設定することができます。ちなみに、趣旨からするとワーキングホリデー制度を同じ国に利用することはできず、同じ国には最大1年間しか在留することができません(オーストラリアとニュージーランドではいくつかの要件を満たす場合に延長が可能)。
ワーキングホリデーの回数(異なる国へ)に制限はありませんが、年齢など条件があるので、行きたい国の選定は慎重にしましょう。